和食器の模様 濁手と柿右衛門:和食器の模様 濁手と柿右衛門 濁し手(にごしで)米のとぎ汁のような乳白色。有田磁器の初期、酒井田円西と息子の酒井田喜三右衛門は佐賀県西松浦郡有田町に移住し、陶器や白磁、染付などの磁器を製作していた。のちに喜三右衛門は乳白色(濁手)の地肌に赤色系の上絵を焼... 和食器の模様
和食器の模様 唐三彩:和食器の模様 唐三彩(とうさんさい) 唐時代の中国(7~8世紀)で盛んに焼かれた、緑・褐・白の三色を基調とする焼物。華やかな多彩色で王侯貴族墓の副葬品として作られたものが多い。 三彩とは緑,褐,白などの鉛釉を施し,低火度で焼成した軟陶。色数が2色もしくは... 和食器の模様
和食器の模様 芙蓉手:和食器の模様 芙蓉手(ふようで) 芙蓉とはハスのこと。芙蓉手は蓮の花を表現している。 万暦中国の景徳鎮で作られていた青花磁器であり、呉須で描かれる。花芯と各弁の中にはまた別の絵柄がそれぞれ描かれるのが特徴。蓮花を意匠した柄は素地の白で区切られる事によって... 和食器の模様
和食器の模様 交趾:和食器の模様 交趾焼 交趾(こうち)とは北ベトナムの古い地方名で、明代中国で焼かれた三彩の焼物。その様式。三彩とは紫・緑・黄であり、圧倒的に人気があるのは黄色の交趾。黄色の器はすぐに交趾を連想するほどである。 交趾焼は「こうち」の他、「コーチ」「交趾写し... 和食器の模様
和食器の模様 印判:和食器の模様 印判 印判(いんばん)は、早く言えばスタンプとか印刷。江戸時代からあり、当時は型紙や木版を使って下絵を付けていた。大量に製造できるので非常に安く、庶民に普及しました。因みに器の底にある銘も印判と手書きがあります。印判の器は現在でも低価格が魅... 和食器の模様