和食器の模様 安南手:和食器の模様 安南手 安南手(あんなんで)は、ベトナム(安南)で焼かれた陶磁器の総称。ベトナムでは中国から伝わった染付が14~15世紀頃から焼かれています。 全般的にぼけた感じで文様が流れて見えるのが特徴。これは灰分が多い釉薬を使っているためです。 安南... 和食器の模様
和食器の模様 墨弾き:和食器の模様 墨弾き 墨弾き(すみはじき)は、墨を使って白抜きの文様を描く手法。磁器染付の藍地に白線の文様を施したものが多い。藍地も白線も作家により様々である。 下は貴祥窯の手になる古伊万里ふう。シンプルで美しいですね。三方から鷺が見込まれるように描いて... 和食器の模様
和食器の模様 呉須濃み:和食器の模様 呉須濃み(ごすだみ) 濃み(ダミ)とは太く濃い絵筆、それを使ってぬりえの様に輪郭線の内側を塗つぶす手法の事です。描かれた外枠の線の中を塗るベタ塗り作業ですが、熟練が要求される難しい仕事で、これをやる人を「ダミ手」と呼びます。呉須でこれをやる... 和食器の模様
和食器の模様 仁清手:和食器の模様 仁清手 中国から有田に渡来した色絵の技法は、基本的に文様の輪郭線を描き、その中を絵具で塗りつぶす(濃み)手法です。つまり塗り絵みたいなやり方。 正保年間(1644~1648)頃、京で「御室窯(おむろがま)」を開き、後に「京焼色絵の祖」と云わ... 和食器の模様