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筋子・紅子

すじ子

鮭やマスを捌いて卵を引っ張りだしますと、筋状につながった感じで出てきます。この様子から【すじこ】と呼ばれるようになったとか。

卵の熟成が進んでいる場合は、バラバラにほぐして【イクラ】にします。イクラにするには粒が小さい未熟卵を卵膜つきのまま飽和食塩水に漬けて作るのが筋子というわけです。

魚がマスなら、「ますこ」
これは筋子よりもさらに粒が小さく、筋子ほどねっとりした濃厚さがなく、比較的あっさりした味わいが特徴になります。

こうした魚卵類の食べ方は冷用が原則。
(塩漬の場合。乾物や生の場合は火を入れるケースが多)
加熱すると固くなり、食味が半減するからです。
栄養も減少してしまいます。

「焼きタラコ」などがありますけども、
あれは当然本来の味ではありません。
鮭・鱒の卵はあれ以上に持ち味を失います。
できるかぎり加熱しないで食べたいものです。

筋子は寿司のネタにしたり、前菜系などに使ったりしますけども、一番美味い食べ方はやはり【ご飯の上にポン】

これは紅子1等級。
粒がしっかりとしていますね。
そこらのスーパーではなかなかでしょう、このクラスは。


すじこ 紅子

こういうモンってのは、
なんでこう我々の食欲をそそるのでしょうか・・・

やっかいなことです。

ヤッカイついでに、
ちょいと一杯やりますか(笑)

一ノ蔵 特別純米酒 なんぞがよろしいかと^^

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