庶民派板前の「そこそこのワイン」
本当に飲みたいワインはあまりにも高額。
億万長者御用達みたいなモンですからねアレは。
まあ庶民派板前として、「そこそこのワイン」を飲むしかありません。
おすすめ白ワイン
シャサーニュ・モンラッシェ
Chassagne Montrachet/シャサーニュ・モンラッシェはブルゴーニュ地域、コート・ドール県南部、コート・ド・ボーヌ地区にある村で、その村独自のAOCでもあります。
世界で最も偉大な白ワイン『DRCモンラッシェ』は少々お高いが、シャサーニュ・モンラッシェは割合買いやすい値段です。
かといって格下などではありません。 白ワインの女王と称されるシロモノです。 辛口ながら重さもしっかりあり、大人の賞味にたえうる絶品です。
ブドウ品種はもちろんシャルドネ。
シャブリ・グラン・クリュ
Chardonnay(シャルドネ)種の栽培に適したシャブリ地区の、ブルゴーニュを代表する辛口白ワインが【シャブリ/Chablis】
キレのある飲み口と優れたフレーバー
そのシャブリの特級がシャブリ・グラン・クリュです。
ワインを敬遠なさっている方は、まずこのワインを飲んでみましょう
おすすめ赤ワイン
マルキ・ダンジェルヴィーユ
これはだいぶ前に外国の人から現地ですすめられ、以来お気に入りになった辛口ワインのひとつです。 しかし日本ではあまり見かけません、何故でしょうか。
主菜というかまぁ「アテ」ですが、
メインは「メザシ」です(←ヒネクレている(~_~;)
チーズは口直し。
メザシ→マルダン→
メザシ→チーズ→マルダン ってな具合です(^^) (←反抗的板前 笑)
ドメーヌ・フォンタネル
ブルゴーニュ、ボルドーではなく、いわゆる「南仏ワイン」です。 ブドウ品種はスパイシーなシラーがメイン。 しかしどっしりした重たいボディの赤ワインです。
この値段で飲めるリーズナブルな正統派赤ワインは他に考えられない。
このワインこそ「おすすめのワイン」だと断言できます。
シャトー・ムーラン・オー・ラロック
天才醸造家のティエリー・ジュルマンの手になる【シャトー・リヴェンヌ】を紹介したかったのですが、ボルドーでもマイナーな地「プリメエール・コート・ド・ブライ」のACだからなのか、まったく商品が見つかりません。
ならば「ワイン狂」の異名を持つ、これも右岸地区ではサン・テミリオンなど有名処と違いマイナーな「フロンサック」の人「エルヴェ氏」のワインを紹介いたします。
どうにか見つけましたら、「漫画で紹介されている。絶賛の嵐である」と書いてある。 ガッカリし、やめようと思いましたけども、これだけ値段に比べて美味いワインはそうそう有るものではございません。
シャトー・ル・パン
【シャトー・ル・パン】というボルドーのワインがあります。
盗賊のアルセーヌ・ルパンではなく、《松》という意味です。
まぁ、美味いと言うか、旨すぎるワインですわな。
しかし、残念ながら気軽に買えるようなお値段じゃござんせん。
メドックの第1級と同じく、溜息をつくしかありませんな。
ガバガバ飲める人はビル・ゲイツくらいってなもん。
鼻持ちならない「幻の」ワインです。
ビル・ゲイツ並に金を持ってる方は、ここにありますんで、どうぞ。
ま、そんなオーバーなこたぁないんですがね(~_~;ゞ
(ロマネコンティやDRCモンラッシェみたいに狂った値段じゃありません)