料理の彩り四季のあしらい
刺身の「つま」や「掻敷(かいしき)」、椀や煮物・焼物のあしらい、料理演出小物類
「つまもの」は香味野菜の根や茎、若葉、若芽が多く、大変古くから料理に使われていた記録があります。
たんなる飾りではなく、食欲増進や毒消しの意味合いもあり、栄養学の面からも実証されています。
西洋でも薬用効果のあるハーブとして、同じように古来から利用してきました。
使い方により、ただそばに添えるだけで料理の品格をあげる効果がありますよ。
「季節の」とは言いましても、様々な理由によってシーズンを跨ぐケースも少なくありません。
「そら豆」とか「桜」「梅」などの様に、厳しい”限定期間”があるものはむしろ例外的なのです。
その年の状況などを考え、料理とのバランスなども考え、上手に使ってみてください。