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和食器の選び方

器選びのポイント

うつわ選びは楽しいもので、気に入った品があればすぐに買ってしまいます。ですが忘れていけないのは「和食器は場所喰い虫」だということ。

姿形が多彩なゆえに、あれもこれもと購入すると、たちまち収納場所に困ります。似たような形で大きさも同じなら収納は楽ですが和食器はその反対ですから。

(同じ理由で和食器は洗うのも大変です。この扱い難さ洗い難さは、日本で食洗機が普及しない一因でもあります)

「日常でよく使用するもの」「扱いやすいもの」
こうした事を念頭に購入するのではないでしょうかね。
それが当然ですし、さらに言えば「器は壊れるもの」だという考えも必要。小さいお子様がいればなおの事です。使っていればいつかは壊れるのです。

つまり「合理性」が基準になるものなのです。

しかし、基本は衝動買いで良いと思います。
結局のところ理屈や合理性よりも「自分が気に入ったもの」がベストだからです。

器選びと洋服・着物を選ぶのはほぼ同じだと思います。
「おしゃれ」ですね。自分自身の主張でもあります。

それが合理性優先の洋食器とは一味違う和食器の楽しさなのです。

インスピレーションで選びつつも、出来れば「どう使うか」「どう収納するか」を頭の片隅に置いておくようにしましょう。

お得な買い方は陶器市などの朝市とか、焼物の町巡り、やきもの市、それに窯元での購入。掘り出し物が見つかる可能性が高いですよ。窯元さんも安いです。

購入の際は必ず高台・糸切りを手で撫でてざらつきがないか確かめること。ここが荒いと盆や卓などを傷つけてしまいます。
それがどうしても欲しい品物なら、店や窯元に頼むと直してくれますよ。

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