和食器の収納
規格が統一されたものが多い洋食器に比べ、和食器は多様なもの。
まさに自由奔放な姿形が器の魅力です。
しかしそれは同時に「置き場所がない」という意味にも成り得ます。
一般的に食器は同じサイズのものを重ねて収納するもの。
(重ね合わせ(スタッキング)収納)
和食器はこれが難しい。
向付などは同じ形の物がないくらいですからね。
(料理屋は同一器の数をある程度揃える必要がありますが、
ご家庭では5客くらいでしょうかね)
いつの間にか沢山になって仕舞い場所に困るって事になります。
それでもまぁ上手に仕舞うしかありません。
自分が集めたものですからね。
ご家庭の事情はみな違いますので「コレ」といった方法はございません。
けどもコツらしきものを書いておきます。
やはり種類ごとサイズごとに重ねておくことです。
頻繁に使用する器は手前に、頻度の低い器は奥に。
重ねる時の注意点は「重ねすぎない」こと。
スタッキングを想定して作られていない器は5枚くらいにしておきましょう。絵付や白磁・青磁などは傷つかない様に間に布や紙をはさみます。
この様に高台が鼎の突起になってる器はなおさらです。
下の器の見込みに傷が。
珍味入れや豆皿、箸置きなど小物は引き出しへ。
使用頻度の低いものは和紙とか布で包んでダンボール箱などに。
(最近はチャック付きの厚手ポリ袋が安く売っているのでそれも良い)
隙間に新聞紙を入れて動かないようにして詰めます。
上等な器なら部屋のインテリアとして飾っておくものいいですね。