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和食器の有名産地

和食器の産地

器の産地は日本中にあり、そのすべてを紹介するのはちょっと不可能。【漆器】と【ガラス食器】と【木製食器】はそれぞれにページをご覧いただきまして、ここでは焼き物の里を取り上げますけども、焼き物の里も全国各地にありますので、かなり絞り込んでの説明です。

日本六古窯

六古窯(ろっこよう)と言うのは大昔から現在に至るまで続いている窯。何百年、窯によっては千年近くも続く歴史のある器の拠点です。日本人の暮らしと文化を長年支えてきたと言ってもいいでしょう。

瀬戸焼 現在も日本の多くの地域で焼物は「せともの」と呼ばれます。屈指の陶磁器生産拠点として器を産み出し続ける

常滑焼 朱泥急須の里

越前焼 素朴な焼き締め

信楽焼 炎色の侘と寂

伊賀焼 青ガラス質のビードロ釉

丹波焼(丹波立杭焼)「灰被り」と「赤土部釉」

備前焼 窯変の魔術

六古窯以外の有名産地

美濃焼 日本の陶磁器の過半数を産み出す

有田/伊万里 有田地区で焼かれる磁器が「有田焼」で、有田町を始め近隣の三川内焼(長崎県)、波佐見焼(長崎県)などを含む肥前磁器を【伊万里焼】と呼ぶ

鍋島焼 伝統を今も守り続ける『今泉今右衛門家』

九谷/古九谷 最大の特徴は『色絵手(いろえで)』
精緻を極めた色絵使いの絵付けが透明な白い肌に描かれる。

京焼・清水焼

楽焼 茶の湯の名陶として「一楽二唐津」といわれる

萩焼 貫入は使い込むうちに色合いが変化、それを【萩の七化け】と言う

唐津焼 手法も非常に多く、「絵唐津」「朝鮮唐津」「斑唐津」「絵斑唐津」「粉引唐津」「三島唐津」「青唐津」「黄唐津」「黒唐津」「櫛目唐津」「刷目唐津」「彫唐津」など枚挙にいとまがない

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