わんこそば 花巻、盛岡名物
この蕎麦はある意味「究極のおもてなし料理」です。
なにしろお代わりをしてくる「もてなし方」が側についていて、一杯食うたびに次の蕎麦を椀に入れてくれ、それを満腹になるまで続けてくれるってのはちょっと他にはないでしょう。
北舘製麺 半なまわんこそば
まぁ、今はテレビなどの「ノリ」によって早食い競争とかのイメージが強くなっておりますけども、はっきり言って「邪道」
それも邪道の極みですな。 まことに馬鹿げた風潮であり、困ったものです。
バカ食いを、筋肉を鍛錬して行うスポーツ競技と同列に考えてはいけません。
ドカ食いが人間に寄与するものなどゼロで、マイナスだけ。
早食い競争などは、「おもてなし」と正反対。
そこに気づいて欲しいものですなぁ。
観光向けのパフォーマンスもいいが、「わんこそばの精神」を、「バランス感覚」を、なんとか 取り戻して頂きたいもんです。
客の隣に立って椀の蕎麦をお代わりしてくれる人は、「急いで食べさせる”あおり”」の為に存在しているわけではないことを思い出すべきでしょう。その逆であるはずです。
わんこ蕎麦は、くだらない世間の風潮に流されることなく、伝統を守って欲しいですね。
二八なら北舘製麺がおすすめです。ここが経営している八幡平の蕎麦処「北の蕎麦屋」はなかなか。